2014年10月13日月曜日

そうだ!断乳しよう~初日地獄篇~

 八ちゃんの歯科検診に行ったら、ごく初期段階の虫歯が見つかった。進行しないために、母乳を辞めるよう勧められた。歯を磨いた後、夜中に母乳を飲むのが良くないとのこと。八ちゃんを出産した病院で、「何歳までと親が決めるのではなく、子供が自然に飲まなくなるまで、好きなだけ母乳を与えましょう」と書かれた母乳育児の本を読み、そうしたいと思っていた。吉ちゃんは二歳八カ月まで飲んで、自分で「ぱいぱい、がまん」と言って卒乳したので、八ちゃんにもそうさせてあげたかった。けれど、虫歯はかわいそう・・・。やっぱり断乳するしかない。
 二歳を過ぎたころから、授乳しながら、「お兄ちゃんになったらぱいぱいは飲まないんだよ」「「八ちゃんもかっこいいお兄ちゃんだから、ぱいぱいがまんできるかな?」など、遠まわしに言い聞かせる程度だったけれど、その日から、「虫歯になったらおいしいもの食べられないよ。ぱいぱい飲むと虫歯になっちゃうって、先生に言われたよ。」と言って、一切あげなくした。初日は、昼間は泣いて欲しがっても、他の遊びに誘ったらすぐ、機嫌が良くなったが、夜は、寝る前に三十分くらい泣き続け、夜中も二回くらい長時間、泣いた。死にかけの虫みたいにジタバタもだえて、号泣している姿はまさに阿鼻叫喚。生まれてから始終、一日も欠かさず飲み続けていたものを突然辞めるのは、タバコやお酒を辞めるより、辛いことかもなぁ~と感じた。もし、八ちゃんが大きくなって薬物依存性になったら、「大丈夫。辞められるよ。だっておっぱい辞められたんだから。」と勇気づけよう…と思えるほど、壮絶な苦しみぶりだった。



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